2008年10月21日火曜日

犬の耳の病気

犬の耳の病気の中にも何種類かあります.
代表的なものは『外耳炎』です。
『外耳炎』とは、耳に炎症が起こる病気です。
外耳の通気性が悪く、耳垢がたまって細菌に感染したり、耳ダニが寄生したりして炎症が起こるものです。
夏場など蒸れやすい時期に多く、体質的に耳垢がたまりやすい犬や、垂れ耳や耳の中の毛が多い犬種によく発症する犬の耳の病気です。

犬がよく頭を振ったり、耳を掻いたり、壁にこすりつけたり、同じ場所を回りだすようになると要注意です。
犬が耳の病気にかかっているかもしれない危険信号です。
犬の耳の病気の治療には、点耳剤や抗生物質を使用します。
垂れ耳の犬は、特に耳の中を乾燥した状態に保つことが重要になります。
他に、ローションなどで耳掃除し、常に耳の中を清潔に保ってやることが、犬の耳の病気の予防につながります。

しかし、間違った方法で耳掃除すると、逆に外耳炎を発症することもあり、犬の耳の病気を予防するつもりが逆効果になることもあります。
脂漏によって耳の中が湿潤な状態になり、感染しやすい状態を作り出してしまうこともあります。
耳の中の毛を刈ったり抜いたりして洗浄してやり、犬が耳の病気にかからないよう清潔にしてあげることも大切です。

首を傾け耳だれが出だすと重度の『外耳炎』で、『中耳炎』や『内耳炎』を引き起こすことにもなります。
手術の必要も出てきますから、『外耳炎』に気づいたらできるだけ早く治療し、悪化させないようにしてやらないといけません。

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