2008年10月23日木曜日

犬の心臓の病気

犬の心臓の病気は、先天的なものや後天的なもの、心筋の疾患によるもの、寄生虫によるものなど、原因は様々です。
人間でも犬でも、心臓は一生涯休むことなく働き続け、体中に血液を循環させる重要な役割を担っています。

それゆえに犬も高齢化の時代を迎えた今、犬が心臓の病気を患う割合が増えてきています。
犬の心臓の病気の中で、先天的な要因に起因するものとしては、"心室中隔欠損症"、"心房中隔欠損症"、"肺動脈狭窄症"などがあります。
特に目立った初期症状がないため、知らないうちに病気が進行していることが多いようです。
後天的な障害によるものとしては、"僧帽弁閉鎖不全症"、"感染性心内膜炎"などがあります。
空咳に気づいたら、犬が病気にかかっている可能性があります。

犬の心臓の病気で心筋異常によるものとしては、"心筋症"があり、その中でも突発性のものは大型犬に多いと言われています。
寄生虫が原因で起こるものは、"フィラリア症"で、犬の病気の中でも発症してしまうと死亡率が高く、予防する以外に方法がありません。
また、人間と同じように、肥満によっても犬の心臓病は引き起こされるので、愛犬の体調管理は飼い主の義務と考えて、注意してやらなければなりません。
犬の心臓病の症状としては、コンコンと言う空咳や、息切れ、疲れやすくなったり、運動を嫌がったりすることが多く、それらの症状に気づいたら、少しでも早く獣医師に診てもらうようにしましょう。

犬のしつけ