犬の病気の中でも、発病すると死亡率が100%に達する恐ろしい病気が、【狂犬病】です。
【狂犬病】は、犬の病気の中で有名です。
哺乳類を始めとする恒温動物すべてに感染する可能性があり、犬の仲間である狼や狐などに感染しやすい、ウィルス性の病気です。
【狂犬病】の動物に噛まれたり、引っかかれたりした時に感染します。
犬の病気の中でも極めて稀ではありますが、濃厚なウィルスにより飛沫感染することもあります。
【狂犬病】の症状としては、目を吊り上げ、牙をむいて何にでも噛みつくという、まさに狂犬という表現がピッタリです。犬の病気の症状としては、実に壮絶なものです。
【狂犬病】は、現在の日本においては、ほとんど発生していません。
しかし、世界各国では毎年、野生動物からの感染例が報告されています。
特にアジア・アフリカ地域では際立ちます。【狂犬病】は、犬の病気ではありますが、渡航する場合は充分な注意が必要です。
【狂犬病】は、治療法がなく犬の病気の中でも感染力が強くて、かつ感染すれば人も含めてほとんど助かる可能性のないのです。
【狂犬病】は、大変厄介な病気です。
【狂犬病】の予防接種は、犬の体に与えるダメージが大きく、近年日本国内で発症例がないことから、接種しない飼い主もいますが、犬の病気としては、死亡率100%の非常に恐い病気であり、人間にも感染することも考えれば、予防に努めることは重要です。島国であると共に、予防接種の徹底が、日本での【狂犬病】の根絶を促した、大きな要因であることを忘れてはなりません。