2008年10月28日火曜日

犬の病気・フィラリア症

犬の病気の中で死に至ることもあり、恐れられている寄生虫病があります。
それは"フィラリア症"です。
"フィラリア症"は、ミクロフィラリアをもつ蚊にさされることで感染します。
感染すると寿命が、半分から三分の二くらいに縮まる、恐ろしい犬の病気です。
"フィラリア症"に感染した犬の血を吸うことで、蚊の体内にミクロフィラリアが入り、蚊の体内で感染能力のある感染子虫に成長します。
そして、この蚊が再び他の犬をさすことで、犬の体内に感染子虫が入り込み、心臓や肺の血管で寄生して成虫になり、全身の臓器に負担をかけ寿命を縮めると言うのが、犬の病気 "フィラリア症"のメカニズムです。

"フィラリア症"の症状としては、咳・血尿・貧血・呼吸困難・腹水がたまるなどがあります。
血の流れが悪くなることでほとんどの内蔵が侵され、犬の病気でも非常に感染力が強い疾病です。
犬の病気には色々な治療法がありますが"フィラリア症"に関しては予防することが最善策です。
現在では予防薬を月に1回服用するのが主流です。・・・が、フィラリア子虫がいる場合はショック死することもあります。
血液検査をして子虫がいないことを確認してから服用することが望まれます。
犬が病気にかからないように、蚊取り線香をたいたり、犬舎を網で囲うなどして、犬に蚊を近づけない方法を併用することも効果があります。
発症してしまった場合は、注射で成虫を駆除するか、犬の病気と言えども手術をして成虫を摘出しなければなりません。

犬のしつけ